2016-05-01

4/26和訳:エクアドルと日本~地震のこと


母なる地球がゆれている …

エクアドルと日本に対する思いで一杯ですが、今の心境を表現する言葉を少々 ...

先日これらの国を激震した巨大地震の後、家の周りの瓦礫に埋もれた通りを歩く人々のパニック、不安、深い絶望感やるせなさは私たちにも想像できます。

陰鬱な啓示のような気持ちになります。問題ばかり起こすやっかいな人間たちをゆり落とそうとしている地球 … あるいは、この地球温暖化という熱で身震いしている地球、その熱は巨大権力が人間中心経済のグローバリゼーションで引き起こしたもの。
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最初から生活が厳しい地域を襲ったエクアドルの地震は非常に不公平に思えます。被害のあった地域は隔絶されていて、援助の手を差し伸べるのが困難です。私たちは、彼らの地域に向かうため、その海岸線を何度となく辿り、森林の美しさに、海岸沿いの集落に、ガタガタで野生あふれる小径に感銘を受けたものでしたが ...

パチャとヤニの家族や親戚、私たちの友人はみな無事のようで、悲しくも命を落とした600人を超える人々には含まれていません。私たちの友人の多くは、自分たちの周りのコミュニティーへ何年にも渡り多くのものを与えてきた人たちですが、すでに持続可能な暮らしの再建を始めています。あたかもゼロからの再出発を強いられているかのようであるものの ...

友人のニコラとダリオとその子供たちは、ほぼ全壊した住まいの外でテントを張り野営しているのは確かです。彼らが他のコミュニティーのリーダーと協働し、できるだけ早く他の人たちを助けようとしているのを知っています。

そして日本、列島の南の九州では、とてもたくさんの友人たちが、彼ら自身と子供たちのために、新しい暮らしを創り出そうとしています。現在進行中の福島のカオスから遠く離れた地で、向き合っているのは、先行きの見えない未来、そして、これは確信していますが、活断層の上の原子炉を廃炉にするという新たな決定 …



ノアの海岸地域サーフィン村は、最も被害が甚大だった場所のひとつ .

カノアのメインストリートは、今では瓦礫に ...(写真は3年前に撮影したもの)


では、私たちに何ができるのでしょうか?

ニコラとダリオの資金集め活動(リンクはこちら)があるのは知っていて、他にもそれはそれはたくさんの活動があり(赤十字、ユニセフ 、国境なき医師団 … )、コミュニティーを助け出そうとしています。私がやっているのは、ベストな支援方法をもっと見つけ出すこと。具体的に、最も甚大な打撃を受けたコミュニティー(カノアの海岸地域のサーフィン村のような場所)が直接的な支援を得るよう助ける方法で、これらのプロジェクトの資金集めの支援ができるようになりたい。特に、日本にいる間にやりたいです。

壊滅的な地すべりやこの前のバイアでの地震後に対してただただ、失われたものの再建を祈っていますが、チャンスもあります。文化や生物多様性を培い、世界中の地域から最良な知識や工夫を集めて、環境に配慮した復興をするチャンスです。

私の一番大きな望みは、人々のしなやかな回復力にあります。その人たちは金銭面で貧しいかもしれませんが、人と人とのつながりや生き延びるための実践的な知識がとても豊かなのです。

(翻訳:沓名輝政)


ジュンと彼の家族が生き延びたと聞いて幸いです。しかし、郡区は倒壊しています


マルセロとルーケ一家のみなが無事でほっとしました

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